Kaggle Expert になった

飯田勇人
4 min readJul 7, 2020

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  • Kaggle Expert になった
  • まだまだ初心者に毛が生えたくらいのレベルだが簡単に振り返り
  • これからKaggleスタートする人の参考になれば

Kaggle Expertってどれくらいのレベルなのか

  • DeNAのレベル感だと最低レベルのもう一個下くらい
  • ただし DeNA さんはコンペに注力している?のかな?自分はノートブックをメインで進めているのでこの通りではないかもしれない
  • いずれにせよ、もう一段レベルを上げていかないと転職などの武器にはできない。くらいのレベル感。

Notebook 戦略について

  • Kaggle のメダルには Competitions, Datasets, Notebooks, Discussions の4種類がある。
  • 多くの人は Competitions を頑張って上位を目指していると思う
  • が、今は Notebook のメダルを集めてランクを上げる戦略をとっている
  • というのも
  • 本格的に取り組み始めた時期が悪かったのか開催されてるコンペがほとんどがGPUの必要なバイナリデータコンペばかりだった(画像とか波形とか
  • 逆に勉強したかったテーブルデータのコンペにはなかなか遭遇できず
  • で、コンペのメダルを狙うにはランキング上位に行く必要がある
  • スキルレベルが低いうちはどれだけ頑張っても上位に行けないためにランクを上げにくい
  • あとコンペ最終日の最終ランキングで上位に行けるかどうかが重要なので、途中を地道に頑張ったことが評価に現れにくい
  • 一方で、Notebook は日々作った分析や結果、ビジュアライズしたものが評価されて積み上げが効く
  • また、一個のコンペでコンペのメダルは一個しか見込めないが、ノートブックなら複数個取れる
  • もう一つは、今後ビジネスの現場で必要なデータ分析のスキルを考えると
  • 今しばらくはテーブルデータをもとに統計的手法による分析と
  • さらにその分析結果をわかりやすくまとめて次の人に引き継ぐスキルが重要になってくるように思える
  • それができることをKaggleを通して示していくのも良い戦略であろうという判断。

Notebook 戦略の実績と振り返り

  • だいたい2,3ヶ月位を通してやってみた
  • 10本Notebookを書いて2本シルバー、3本ブロンズ
  • 無事ブロンズメダル以上を5個になったのでExpertに昇格
  • 打率5割

メダルを集めるNotebookを書くコツ

  • 以下いくつか意識していたことについて

1. 毎日1行でいいから書く

  • とりあえずPCに向かって1行書き始めることを心がける
  • 「毎日1Notebook作って公開する」だとちょっとハードル高くて机に向かう気が失せるので
  • 確実に毎日できることを実践

2. 質より量

  • 完璧なNotebookを作って公開しようとするとこれも挫折するので
  • 長くなりそうなら2つにわけて公開

3. 英語化も適度に諦める

  • 質の妥協点
  • 基本的にはKaggleのNotebookは英語で書かれている
  • が、よく探すと日本語や中国語での解説記事もあったりする
  • やっぱり言語の壁はでかい
  • 実際2つのシルバーメダルはコンペのルールや基礎集計の日本語Notebookだったりする
  • 以外と喜ばれる(Kaggleの中の人からも Upvote が来てた

新しく始まったコンペが狙い目

  • やっぱり多くの人が注目していたり、基礎集計やルールの説明だけでも喜ばれる感じがある

よかったこと

  • Upvoteがついたりメダルがついたりすると嬉しい
  • 嬉しいついでにもうちょっと頑張ろうかなというモチベーション効果がでかい
  • もっとわかりやすいNotebookを書きたくなって他の人のNotebookを読み始めたりする

次はMasterを目指す

  • Masterはシルバーメダルを10個
  • 量的に今の5倍頑張ればいける
  • NotebookでGrand Masterを目指す場合はゴールドメダルが15個
  • 質的にも量的にも精進していきたい。

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