飯田勇人
3 min readAug 27, 2020

フルペアプロ開発の話をしてきました

こちらのscala rookies というイベントでLTをしてきました

資料はこちら

直近半年ほど現場でフルペアプロをやってきて、かなり体験も成果も良かったのでその話をしました。

その後の懇親会での議論も盛り上がったのでそこそこ好評だったのかなと思います。

追加で議論してた内容

Q 特別なにか使ってよかったツールがあるか?

A 特に無くて結局slackで画面共有しながら絵書いたり議論するのが一番だった

Q ペアは固定?

A 2週間くらいに1度ペア交代していた。ただ scala 経験者2人は知識共有のために常に別チームということにしていた。

Q ビジネスサイドがよくのんでくれた

A Devチームが開発のスケジュールにコミットするという仕切りが分かりやすかった気がする。結局、とにかく最速で開発終わらせることよりもコントロールされたスケジュールで複数部署協業していく方がビジネスのコントロールがやりやすいのかなと。あと今回toBのシステムだったことも影響している気がする。

Q ペアプロにして半分も遅くなって無いと言っていたけれど肌感でどれくらいの速度?

A しっかりプルリクのレビューしてる所と比較したら60%~70%くらいの感覚。ただチーム全体の得られるスキルは比じゃないというか、レビューだけで進めてたらよっぽどうまくジョブローテしない限り、いつまで立ってもスキルレベルここまで上がらない気がする

Q 聞いている感じその肌感以上に速度出ていそう

A そういえばこの半年ほとんど残業しないでスケジュールどおり終わってた。ペアでの作業時間もだいたい一日5~6時間くらいでした。めっちゃ疲労するので。

Q どれくらいの期間ペアプロやったらペイしそう?

A これも勘ですが2ヶ月位は大きくマイナスで5ヶ月くらいでもう損益分岐超えたかなーという所感

Q 緊張感もあって良さそう

A ペアプロとは別に2週間に一回所謂デモデーを作ってPDMの前で実演する機会があってこれも緊張感あってよかった。

Q ペアの相性とか

A 例えば人によってうっかり過剰品質に寄ったり、逆にスケジュール優先しすぎたりという感覚は結構差がある。で、こういうのは一人でやってるとスケジュールギリギリまで気が付きにくいけれど、ペアで進め方議論しながらやることで早めにずれを認識してペースをすり合わせ出来る。とかはあった。

Q ペアプロ指南本書けそう

A 書いてみたい。プロダクトが成功すればめっちゃデカイ顔できる

追記) オンライン勉強会の感想メモ

  • 司会運営難しそうだけどスムーズな運営だった
  • が、ぱっと自分が開催しようとなるとめっちゃ大変そう
  • オンライン勉強会で話す側は初参加だったが聞いてる側の顔が見れないのは中々難易度高いなーと感じた
  • 途中で「できればビデオで顔見せてください」と発言したところ何人かビデオをオンにしてくれる方が居た
  • 優しい
  • 表情の反応がないと「興味なさそうだから短くして次の話行こう」や「反応がいいから少し余談も話そう」といった緩急がつけられなくて大変だったと想像
  • オンライン懇親会はかなり良かった、結構トークをネタにして盛り上がれる
  • 懇親会のもりあがりをtwitterとかに流して議論の継続ができたりすると良さそう